オリラジ中田の「才能の見つけ方論」でちょっと泣きそうになったハナシ
どうもどうもこんばんわ、お豆腐です。
最近更けゆく夜が好きすぎて若干寝不足気味なお豆腐ですが、今夜も張り切ってぷるぷる記事を書いております。
さてさてブログのタイトルにもなっております、お豆腐メンタリティな私ですが、色々考え込んでしまう日々が続いております。
「今やっていることは合っていないんじゃないか」「とにかく毎日が息苦しい」「自分が何をやっても上手くいかないんじゃないか」などなど、自分自身の葛藤に終わりが見えないのです。
そんな中偶然流し見たTVの中で、オリラジ中田敦彦が放ったこの一言が頭から離れなくなってしまいました。
それこそが
「優れるな、異なれ」
この言葉が胸に刺さってどうしようもなかったんです。
この番組の中で中田敦彦(以降あっちゃんと呼びます)が語った才能というものについて、お豆腐メンタル的に防備録としてまとめておく事にしました。
苦しかった10年
悩んで悩んで13年芸能界で生き延びてきました。
養成所時代に出来ていた「武勇伝」、デビューした4月にもうTVに出ていました。
そんな時お笑い通な人々からはこんな事を言われてきました。「面白くはねぇ」「芸人なら漫才をしろ」「ただの宴会芸だ」
そんな意見聞かなくてもいいよと思うかもしれない、ただ僕は当時まだ若かった。
先輩方の意見、同業者の意見、業界通の意見、色んな意見を聴いて僕は、自分が見えなくなって、周りも見えなくなった。
芸人ならコントや漫才をしてみろと言われたので、頑張ってみたんですよ。
オリエンタルラジオの漫才、皆さん知っていますか?知らないでしょう?
ちょっとやってすぐに挫折してたから知られていないとか思うじゃないですか?なんとこの漫才、10年やってたんです。
10年やって誰の記憶にも残らなかったんです。
恥ずかしながら私も知りませんでした。
あっちゃんといえば私は卓越した話術だったり、頭脳明晰だったり、知的かと思えば凄くキレのいい動きをしたりと、 才能に溢れていて何も見えなくなってしまうほど悩みを抱えているなんていう様には見えませんでしたよね。
ある時、こんな行動をしてみた
皆さんYOUTUBE使いますよね?動画見たりしますよね?そこで何を検索したか、「オリラジ」と入れてみたんですよね。
そこで注目したのは再生回数、多かったものは活動の中で一番評価されてるものですよね。
これで皆が見たい「オリラジ」知ろうと思ったんです。
すると、不思議なことが起きたんですね。
普通の芸人さんを検索したら上のところに必ずネタが出てくるんです。
ネタをやってるとこがみたいんですよ。
でも「オリラジ」は違うんだよ。漫才とかは全然下の方にあって、バラエティでふざけてる動画の方が上にあったんだよ。
歌って踊ってふざけてる方が、一生懸命稽古した漫才より全然見られてるんですよ。
そんなに漫才つまらないんだって最初ショックを受けたんですが、よくよく考えてみるとあれ?逆じゃねーかなと、もしかしてふざけてる方が向いてるんじゃないかと思ったんですよ。
この発想に至れる事がもうすごいですよね。
今まで頑張ってきた事に対して、バッサリと思考を転換するっていうのは中々できないことだと思います。
薄々気がついていてもつい見ないふりをして現状維持に努めてしまいます。
そして確信に変わった
「ラッスンゴレライ事件」皆さんも記憶に新しいんじゃないですか?
後輩のネタを、一生懸命完コピするっていう、ただの悪ふざけ。
それがなんと空前の2000万再生。
ただふざけてた方が一生懸命作った漫才よりも多く再生される
そっかっそっか、これでいいんだって、思ったんです強烈に。
芸人はこうあるべきだとか、はみ出した時に僕らは皆に楽しんでもらえるんですよ。
だったら色々壊してちゃおうと思ったんですよ。
芸人というのはコンビだ、相方を大事にしろ、一度組んだら死ぬまで相方やそうだろう?いや、そうじゃない、増やしてみようと、ノリノリのメンバーを増やしてみたんです。(RADIO FISH)
その上でライブやります、コントか?漫才か?単独ライブか?何やるのか、歌のライブやりました。
でも最初からPERFECT HUMANだった訳じゃないんです。
PERFECT HUMANはなんとこの活動を初めてから6曲目です。
PERFECT HUMANはネタを作った延長上にあるんじゃなくて、歌の活動をやった延長上にあるんです。
ここで大きく転機を迎えたわけですね。
でも実行するっていうのも中々大変で、何かを思いついても確信をえられず結局なぁなぁにってよくありますよね。
あっちゃんは疑問から答えをちゃんと導き出して、そして行動して結果が出せたんです。
自分の出した答えに自信を持って向き合うっていうの、お豆腐も参考にしなきゃなって思ったとこです。
人は自分の良さに自分では気づけない
芸人じゃねぇじゃんと言われながら、芸人と言われたくていろいろやって最終的に紅白にたどり着く。
皆に楽しんでもらうのが一番だから、何も話題にならない漫才を10年やってた事に比べればめちゃくちゃ嬉しかった。
後悔したんですよ、向いてないって途中で分かってたはずなのに何か思い込んじゃってて。
中々自分たちの良さに気づけなかった俺は馬鹿だなんて思ってました。
人は自分の良さに自分では気づけない、だって当たり前に備わってるから。
だから人に言われて、気づいていくしかない。
しかもねこの自分の良さを、意外とみんな嫌ってるんですよ。
コンプレックスだと思ってる。
その良さって人と違うから、何か自分みんなと違う、だからダメなんだって思っちゃう。
でも逆転の発想もあれば、それは皆にできないことなんですよ。
才能っていうのは、コンプレックスの裏側にある。
自分の事を無能だと思ったらこの言葉を思い出してくれ。
「優れるな、異なれ」
このあたりでちょっと涙がちょちょぎれました。
お豆腐は基本的に自分に自信があまりなく、コンプレックスなんてだらけです、だらけ。
自分は人と比べてここがダメだそこがダメだと、思いつめてしまう事も結構あるんです。
だからダメなんだって思っていた部分が、どうしようもないって思っていた事が、もしかしたら自分の持っている良いところなのではないかって、すごく前向きに思えるようになりました。
あっちゃんの言葉の説得力はすごくて、TVはショーですから演出もあったのでしょうけど、スタジオの方々は時に笑いながら、時に真剣にあっちゃんの話に聞き入ってたように見えました。
やっぱりあっちゃんカッコイイ!ですね!
ではでは今夜はこの辺でおやすみなさい。